「不貞行為」とは、「配偶者のいる者が、自由な意思に基づいて配偶者以外の異性と性的関係を持つこと」です。では、不貞行為の証拠とは、何を指すのでしょう?ラブホテルの利用や宿泊を伴う旅行、場合によってはカーセックスなど、明らかに肉体関係があると法律上認められるものが証拠となります。それも、不貞行為を立証するために、一度きりの関係でなく、二度、三度と続く複数の関係性、そして、どのくらいの期間に不貞行為があったかを、可能な限り証明することことが必要になりす。
要するに、慰謝料や財産分与、親権などを考えた時、悪意があった行為がどのくらいの頻度、期間で行われていたかを立証する上で、不貞行為の証拠が最も有効なのです。